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創業50周年記念特別企画
【リレー対談 】矢野泰三の真っ向勝負!
|経験を積んでも緊張する初めての現場
矢野 創業五十周年、おめでとうございます。
伊山 ありがとうございます。
矢野 専務は宮本組に入られて何年になられるんですか?・
伊山 三十八年になります。
矢野 すると宮本組が組織として大きく発展しようとする段階かとも思うんですが、いろいろとご苦労もおありだったのでは?
伊山 私の場合は仕事が現場で、最初の二十年ぐらいは現場が主でしたから、各出張所ばかりを回っておりました。その間の本社のことはよく分からなかったというのが実状なんです。
矢野 すると現場でずっと先頭に立ってやってらしたわけですね?
伊山 はい、そうです。
矢野 宮本組の沿革を見せていただきますと、昭和三十七、八年頃から徐々に会社が大きくなって発展してこられたようですが?
伊山 はい、その頃から大型工事が増えてきました。宅地造成とかゴルフ場造成とかがブームになり、それで当社もどんどんと大きくなってきたように思います。
矢野 新しいプロジェクトが増えますと、現場の方でもいろいろと緊張されることが多かったでしょうね?
伊山 はい、いくら経験を積みましても、その現場に対しては常に初めての取り組みになるわけですから、現場に最初入った時はやはり緊張しましたですね。
矢野 やはり一番気を付けられるのは安全面ですか?
伊山 やはり安全面に一番気を使いました。
矢野 元請業者などからそれなりの信頼を得るためには、やはり任された時から仕事をきちんとやるということが大事なんでしょうね?
伊山 はっきり言ってその頃は、会社も私も仕事については分からなかったことも多かったんですが、やる気だけは誰にも負けないという気でいましたので、何とか乗り切れたんだろうと思います。
矢野 専務にとって、一番思い出に残る工事といいますと・・・。
伊山 いろいろとありますが、長崎漁港の工事と箕面のダム工事が一番思い出に残っている現場だと思います。
矢野 それはどういう点で?工事が難しかったとかですか?
伊山 長崎漁港の場合は当時、私が携わったもっとも大きな工事で、私もまだ三十歳になるかならないかの現場だったのでよく覚えているんです。箕面のダムは当社が初めて手がけることになったロックフィルダムでして、施工のノウハウも持っていませんでしたし、ただ闇雲にやるしかなかったもんですから、かなり元請さんから叱られながらやったという記憶が強いんです(笑)。|心強い若い幹部クラスの急成長
矢野 重機車輌もずいぶん増えましたね?
伊山 それは現会長が、「これからは小さい機械では駄目だ。経費を節約するにしても、やっぱり機械は大型化しないと駄目だ。」ということでずいぶん増やされたんです。
矢野 そうした中で五十周年を迎えられたわけですが、それに対していろいろあると思いますが専務の今のお気持ちは?
伊山 皆さんもよくご存知のように、今日建設業を取り巻く環境には非常に厳しいものがありますが、「これからも何としても生き残っていかなければならない。」という思いでいっぱいですね。
矢野 最後に何か若い方に望まれることはございます?
伊山 若い者がどうこうじゃなく、ここ十数年、当社の所長や主任クラスが本当に急激に成長してるんじゃないかと思っています。それまででしたら仕事を受注しても、「これを受けても大丈夫だろうか。」と気苦労も多かったんですけど、お蔭で今はそういう心配がなくなりました。とにかく今は若い所長も主任も、やる気を持ってやってくれていると思います。
矢野 そういう若いエネルギーに宮本組としても期待したいところですね。本日はどうもありがとうございました。